英語の文法

【英語文法★助動詞】5つの助動詞で会話の幅が広がる【一覧付き】

5つの助動詞

こんな人におすすめ♪

  • 英語の助動詞っていつ使うの?
  • 5つの助動詞ってなんだっけ?
  • 助動詞の例文をたくさんみて覚えたい!

こんなあなたの悩みを解決する記事が「英語の文法★助動詞の使い方

英語初心者MIMI
英語の助動詞って「can」「should」あとなんだっけ?💦
海外在住KIKI
一覧表と例文で説明するからわかりやすいよ♪

この記事を読むと次のことがわかります。

この記事の内容

  • 助動詞とは?
  • 助動詞の否定文&疑問
  • よく使われる例文
  • 助動詞の一覧表

1度では全て覚えられないので保存して読み返してくださいね。

» 前回の「未来形の使い方」はこちら♪

 

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英語の助動詞とは?

助動詞can,may,will,should,must

助動詞とは動詞を助ける働きをする単語のことです。

助動詞は「可能性」「能力」「許可」「義務」「意思」などを表す時に使います。

5つの助動詞

  1. can→「~することができる(能力・可能性)」「~してもよい(許可)」
  2. may→「~してもよい(許可)」「~かもしれない(推量)」
  3. must →「~しなければいけない(義務)」
  4. should →「~すべきだ(当然)」
  5. will→「~するつもりだ(意思)」

この記事では中学で習う助動詞「can」「may」「must」「should」「will」について、ひとつずつ例文付きで説明します。

助動詞①can(~できる)

助動詞canの説明

助動詞の「can」は「~できる」という可能性や能力を表す時に使います。

肯定文と助動詞文の違いを比べてみましょう。

比較例

  • I play tennis./私はテニスをします。
  • I can play tennis./私はテニスをすることができます。
海外在住KIKI
「~します」と「~することができる」では意味が違いますね。

助動詞の「can」を使った例文を見てみましょう。

助動詞canの例文

  • I can ride a bicycle./自転車に乗ることができる。
  • She can play guitar./彼女はギターを弾くことができる。
  • He can make sushi./彼は寿司を作ることができる。
  • They can change the world./彼らは世界を変えることができる。

「主語+can+動詞の原形+目的語/補語」の順番で使います。

ポイント

助動詞の「can」は「~できる」という可能性や能力を表す時に使う。

 

助動詞②may(~してもよい)

助動詞mayの説明

助動詞の「may」は「~してもよい」という許可を表す時に使います。

「~かもしれない」という推量を表すこともあります。

肯定文と助動詞文の違いを比べてみましょう。

比較例

  • You have some sweets./あなたはお菓子を食べる。
  • You may have some sweets./あなたはお菓子を食べてもいいですよ。
海外在住KIKI
「~をしてもよい」という許可を与える文章になります。

次は「may」を使った例文を見てみましょう。

助動詞mayの例文

  • You may leave the classroom./教室を出てもいいですよ。
  • He may come here tonight./彼は今夜ここへ来てもいいですよ。
  • They may have a break./彼らは休憩しているかもしれません。
  • That may be true./それは本当かもしれません。

「主語+may+動詞の原形+目的語/補語」の順番で使います。

ポイント

助動詞の「may」は「~してもよい」「~かもしれない」という許可や推量を表すときに使う。

 

助動詞③must(~しなければいけない)

助動詞must説明

助動詞の「must」は「~しなければいけない」という義務を表す時に使います。

「~に違いない」という意味でも使われます。

肯定文と助動詞文の違いを比べてみましょう。

比較例

  • I go home./私は家に帰る。
  • I must go home./私は家に帰らないといけない。
海外在住KIKI
「~しなければいけない」という義務を伴う文章になっていますね。

助動詞canの例文

  • You must come here before 8am./あなたは朝の8時前にここにこなければいけない。
  • He must take care of his dogs./彼は犬たちを世話しなければいけない。
  • He must be tired./彼は疲れているに違いない。
  • You must be busy./あなたは忙しいに違いない。

「主語+must+動詞の原形+目的語/補語」の順番で使います。

ポイント

助動詞の「must」は「~しなければいけない」という義務を表す時に使う。

mustとhave toの違い

「have to=~しなければいけない」も「must」と同じように使うことができます。

have toの例文

  • I have to do my home work./私は宿題をしなければいけない。
  • She has to walk with her dog./彼女は犬と散歩しなければいけない。
  • They have to talk to their teacher./彼らは教師と話さなければいけない。

「she/he/it」の3人称単数は「has to」に変化します。

» 3人称単数の使い方&一覧表はこちらから♪

 

海外在住KIKI
「must」と「have to」の違いは「must」は意思や強制力が強く、「have to」は一般的な理由で使われることが多いです。

ふたつの違い

  • You must speak English in the office./職場で英語を話さなければいけない。(全員英語で話さないといけない→強制)
  • You have to speak English in the office./職場で英語を話さなければいけない。(英語で話さないとダメじゃん→一般的な見解)

ポイント

助動詞の「must」は意思や強制力が強く、「have to」は一般的な理由で使うと覚えましょう。

 

助動詞④should(~すべきだ)

助動詞should説明

助動詞の「should」は「~すべきだ」という正当性のあることを表す時に使います。

肯定文と助動詞文の違いを比べてみましょう。

比較例

  • You go to the hospital./あなたは病院へ行く。
  • You should go to the hospital./あなたは病院へ行くべきだ。

助動詞の「should」は「~すべきだ」という意味で使われています。

海外在住KIKI
「~した方がいいよ」という意味でも使われます。

「should」の例文を見てみましょう。

shouldの例文

  • She should study Japanes more./彼女はもっと日本語を勉強すべきだ。
  • He should visit his parents./彼は両親を訪ねるべきだ。
  • You should stop eating fast food./ファーストフードは食べない方がいいよ。

「主語+should+動詞の原形+目的語/補語」の順番で使います。

ポイント

助動詞の「should」は「~すべきだ」という正当性のあること「~したほうがいいよ」というアドバイスに使う。

 

助動詞⑤will(~するつもりだ)

助動詞will説明

助動詞の「will」は「~するつもりだ」という意思を表す時に使います。

また未来形の使い方でも説明しましたが「~するだろう」という推量や未来を表すこともあります。

肯定文と助動詞文の違いを比べてみましょう。

比較例

  • I make a pizza sometimes./私は時々ピザを作ります。
  • I will make a pizza tonight./私は今夜ピザを作るつもりです。

上記の現在形は日常的にピザを作っている様子を表しますが、未来形は近い未来にピザを作ることを決めたときに使います。

海外在住KIKI
「現在形=日常的な行為を表す」「未来形=その場で決めたことを表す」ですね♪

「will」を使った例文を見てみましょう。

willの例文

  • I will be an actor./私は俳優になるつもりです。
  • She will visit my grand parents./彼女は祖父母を訪ねるつもりです。
  • Tom will go back to London next year./トムは来年ロンドンへ戻るつもりです。

「主語+will+動詞の原形+目的語/補語」の順番で使います。

ポイント

助動詞の「will」は「~するつもりだ」という意思や「~するだろう」決定を話す時に使う。

☟未来形を表す「will」「be going to」「be+動詞ing形」についてはこちらから♪

英語の未来形の形
【英語文法★未来形】willとbe going toの使い分けを例文付きで説明【初心者向け】

続きを見る

 

助動詞の否定文

説明助動詞否定文

助動詞の否定文は「主語+助動詞+not+動詞の原形+目的語/補語」で作ります。

5つの助動詞の例文を見てみましょう。

否定文

  • I can not drink beer./ビールが飲めません。
  • You may not go to the gym./体育館へ行ってはいけません。
  • She must not tell lies./彼女は嘘を言ってはいけません。
  • He should not do that./彼はそれをしない方がいいです。
  • They will not go to the beach./彼らはビーチへ行きません。
海外在住KIKI
「must not」は「~してはいけない」という禁止の意味を伴います。

短縮形で表記されるものもあります。

  • can not→can't
  • must not→ mustn't
  • should not→shouldn't
  • will not→won't

» 未来形「will」の使い方はこちらから♪

ポイント

助動詞の否定文は「主語+助動詞+not+動詞の原形+目的語/補語」で構成される。

 

助動詞の疑問文

助動詞疑問文分の説明

助動詞の否定文は「助動詞+主語+動詞の原形+目的語/補語+?」で作ります。

5つの助動詞の例文を見てみましょう。

疑問文の例文

  • Can you drink beer?/ビールが飲めますか?
  • May I go to the gym?/体育館へ行ってもいいですか?
  • Must she visit her father in the prison?/彼女は刑務所に父親を訪ねなければいけませんか?
  • Should he go to the party?/彼はパーティーに行くべきですか?
  • Will they study English together?/彼らは一緒に英語を勉強しますか?

助動詞を文頭にするだけで疑問文になります。

ポイント

助動詞の否定文は「助動詞+主語+動詞の原形+目的語/補語+?」で構成。

 

助動詞の過去形

助動詞の否定文は「主語+助動詞の過去形+動詞の原形+目的語/補語」で作ります。

助動詞の過去形は次のように変化します。

5つの助動詞過去形一覧表

助動詞助動詞の過去形
can(~できる)could
may(~してもよい)might
must/have to(~しなければいけない)had to
will(~するつもりだ)would
should(~すべきだ)should have +過去分詞

ひとつずつ例文付きで説明します。

助動詞過去形①could

海外在住KIKI
助動詞「can」の過去形は「could」になります。
英語初心者MIMI
「~できた」「~していただけますか?」「~ありえる」という意味で使います。

助動詞の過去形「could」の例文を見てみましょう。

couldの例文

  • I couldn't hear that./それは聞こえなかった。
  • Could she have a cup of coffee?/彼女にはコーヒーをいただけますか?
  • They could be in the office./彼らは職場かもしれない。

「Could you ~?=~していただけますか?」は丁寧な言葉なので初対面の人やビジネスでも使えます。

ポイント

助動詞「can」の過去形は「could」で「~できた」「~していただけますか?」「~ありえる」という意味。

助動詞過去形②might

海外在住KIKI
助動詞「may」の過去形は「might」です。
英語初心者MIMI
「might」は「~かもしれない」という意味です。

助動詞「might」の過去形の例文を見てみましょう。

might例文

  • It might be rain tomorrow./明日は雨かもしれない。
  • He might be in the cafe./彼はカフェにいるかもしれない。
  • They might go to the Zoo./彼らは動物園へ行くかもしれない。

「might」は丁寧なニュアンス、または可能性が低い事柄を表します。

ポイント

助動詞「may」の過去形は「might」「~かもしれない」という意味。

 

助動詞過去形③had to

海外在住KIKI
助動詞「must」には過去形がありません。
英語初心者MIMI
同じ意味の「have to」の過去形「had to」を使います。

助動詞の過去形「had to=~しなければいけなかった」の例文を見てみましょう。

had to例文

  • I had to clean the room./その部屋を綺麗にしなければいけなかった。
  • He had to take his children to the school./彼は子供達を学校へ連れて行かなければいけなかった。
  • They had to work last weekend./彼は先週末働かなければいけなかった。

ポイント

助動詞「must」には過去形がないため「had to」を代用する。

助動詞過去形④would

海外在住KIKI
助動詞「will」の過去形は「would」です。
英語初心者MIMI
この場合の「would」は「~するはずだ」という意味です。

助動詞の過去形「would」の例文を見てみましょう。

would例文

  • She would pass the exam./彼女は試験に合格するはずだ。
  • He would come here soon./彼はすぐにここへ来るはずだ。
  • They would agree with this plan./彼らはこの企画に賛同してくれるはずだ。

ポイント

助動詞「will」の過去形は「would」「~するはずだ」という意味。

助動詞過去形⑤should have +過去分詞

海外在住KIKI
助動詞の「should」は過去形がないため「should have +過去分詞」で表します。
英語初心者MIMI
「should have +過去分詞」は「~するべきだった」という意味です。

「should have +過去分詞」の例文を見てみましょう。

  • I should have bought a bottle of wine./ワインを一本買うべきだった。
  • You should have attended the seminar./あなたはセミナーに参加するべきだった。
  • They should have studied more before the test./彼らはテスト前にもっと勉強するべきだった。

全て「主語+should have +過去分詞+目的語/補語」の順番で構成されていますね。

ポイント

助動詞の「should」は過去形がないため「should have +過去分詞」で代用、「~するべきだった」という意味。

 

☟中学英語で話せるように!☟

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英語の助動詞で会話の幅を広げる♪

今回は英語の文法「助動詞の使い方」を説明しました。

5つの助動詞

  1. can→「~することができる(能力・可能性)」「~してもよい(許可)」
  2. may→「~してもよい(許可)」「~かもしれない(推量)」
  3. must →「~しなければいけない(義務)」
  4. should →「~すべきだ(当然)」
  5. will→「~するつもりだ(意思)」

助動詞が使いこなせれば、文章の微妙な違いを言い表すことができます。

英語初心者MIMI
確かに英語で話す時に役立ちそう!
海外在住KIKI
記事を保存して、何度も音読すると上達しますよ🍀

 

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